まだ夜明け前
遠くのアネモネ
わずかばかりの奇跡
あの潮を踏むような
光ってまぶしい
漣の孤独
隠さないで
ひまわりの残像
夕焼はぬるい
あこがれを集めていた
摩天楼の向こう
寂しい渦