ぼくのよく見えるところに刻んで
明日は世界を征服するよ
うそでもいいから頷いて
その目で何を見ている
どうでもいいから手を繋いで
きみの輝きを見ていたい
鬼ごっこは続いている
ここまでしてるのにきみは鈍感だね
左右非対称のダンスがいい
憧れのきみだったんだよ

きみはひとり白百合の庭
ふたりのスイートハウス
みずいろの国
下手くそな呼吸の音しか聞こえない
わたしまだ、まだ眩しい
オレンジの味がする
星よりもずっと遠くにいる君
悲しい夢の見かた
海底のオーロラ
あなたの匂いを忘れてしまったわたしを笑ってね

ノスタルジー、と夜
こんな時間になってもいいの
切りっぱなしの前髪はダサいけど
かなしいことが底をつく
夜風はもう冷たいよ
地球はまだ火曜日
九月の天鵞絨
さみしいねわたしたち
ミニスカートのギャルになりたい
その男はどうでもいいんだ

一瞬なにかが見えたのだけどすぐに見失ってしまった話
死して光明
生まれたときからなかったもの
わたしの幸せはわたしが決めないと
何が欲しいのかなんて分からないよ
もうなんにもいらない
いっそわがままに蹴ちらせ

サフランの丘
旅行に出ればいい
きみは何かの熱だった
罠でもいいよ此処にいて
ステューピッドなハニー
洗濯籠が怒ってる
ねえ聞いてもいい君のこと
鮮やかを知らない
時間なら待っていてくれるよ
あなたは雨ハッピーな嘘

扉を開けたら終わる夢のように
まるで宝箱みたいなひと
やっぱりぼくはきみを花にしたい
なんにも知らないままだよ
明日の朝に世界ごと終わらせよう



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