わたしあなたのために今も祈っている 初めて硝子のむこうの景色が見えた 生きると書いて 海を思うときはいつもそう 悲しいけれど覚えていないよ 泣いちゃいそうな夜だけど 閃光ほどの命 落としたがれきも君の手にかかれば宝物になる あなたがまた来てね 掌底の十字 誰かの船に乗り込んで見る寂光 宗教家にはなれそうにない さよならする前にちゃんと出会ってよ 腐朽とポラリス 最後にする話がこれなんて きみを殺したのはきみだよ 泣いていないよ嘘じゃない うすみどり色の節季 いつ失くしたのか覚えてる？ ラグ・ナロク・ホワイトベガ ひどく残って響くもの わめきちらした銀河の声 まつろわぬ行き道 分かたれたうちうみへ 落とし物の星と忘れ物の月 くだらなくてもただ、あなたの声が まろびの咎 有史より どうなっても知らない 夏色墓地